こんにちは!女将です。又々、女将ナビの原稿で慌てふためいています。
通りを歩く人の波は少しずつ戻っては来ていますが、お店の中のお昼間はまだまだ静かです。紅葉も少し遅れているのかもしれません。
しかし、高台寺のライトアップを始め、祇園コーナーでは特別講演も始まり、夜はお客さまと再会の喜びも感じられるようにもなってきました。
今月11月は前菜に、愛知の煎り銀杏をお出ししていますが、ビールにとても合いますよ!
九条ネギ、伏見唐辛子、蒸し物はかぶら蒸。京野菜も色々使って皆様はとてもうれしいみたいです。
お野菜が愛される時代なんですね。もちろんお魚もピチピチです。
毎月、大将と女将はメニューバトルを繰り広げております。今はあんな感じ、こんな感じ、大将は職人的に、女将はお客様代表で時々バチバチと火花出てぶつかりますが、お食事は皆様にとって大切なひとときです。
楽しく、おいしく、気持ちよくを心がけたいと思っています。
何故か昨今、お子様連れのお問い合わせが多いです。
当店は、築80年の古く小さいお店なので、お子様は不可と申請しています。
今まではお困りだったり常連のお孫様に配慮することもありましたが、コロナの今は残念ながら、一切お受けしておりません。本当に申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
色々考えるのが好きな私は、やりたいこといっぱいあるのですが、身体と心が追いついていきません。
食事券にもてんてこ舞いしています。欲張りができません。それは仕事もプライベートもです。
だけど、諦めず、ワクワクすることはひとつでも挑戦していきたいと思います。
いつもこの時期に、新しい来年の手帳を買います。薄目のシンプルな形ですが、カラーがポイントです。赤、青、金色、なんとなく感じるものがあります。2020年は紫でした。
そして今年私が選んだのは自分でもとっても意外な白です。買った後でじわじわと湧き出てきた感情は、私、まだまだいける!です。
だって真っ白なボードに新しい絵が描けるのは見かけはともかく若さが残ってる証拠だと思いませんか?
キレッキレの動きはできませんが、キラッキラの目の輝きは持っている大人でいたいです。
2020.11.10